中村学園大学とFJB、地域住民参加型によるメタボリック予防のヘルスチェックシステムを構築

中村学園大学は、富士通ビジネスシステム(以下、FJB)と連携し、栄養士の見地からメタボリック症候群(メタボリックシンドローム)の予防を目的とする生活習慣指導が行える「ヘルスチェックシステム」を4月から運用開始する。

 近年、動脈硬化性心疾患や糖尿病合併症などメタボリック症候群(メタボリックシンドローム)に起因する疾患群が著増しており、その防止や改善に携わる保健指導の重要性が強く求められている。また、2006年の医療制度改革においても、2008年4月から施行される保険者による保健指導の義務づけをはじめ、都道府県においては医療費適正化計画の策定、後期高齢者医療制度の新設など、急速に進む少子高齢化社会における、“予防”に対する注目が高まっていると指摘する。

 中村学園大学は、これまでも管理栄養士の育成カリキュラムの充実に努めてきたが、今回さらに、昨今の社会的ニーズに合致した実践力のある管理栄養士の育成に向けて、新たなシステムを構築したという。

 同校においては、1994年から一部学生に対する健康診断「ヘルスチェック」の導入や、臨地から毎年約20名を公募してメタボリック症候群疾患者に対する健康指導「健康栄養クリニック」を実施するなど、先進的な取り組みとして高い評価を得ているとのこと。

 今回、同システムでは、これらの活動によって得た膨大なデータを集約化するとともに、今年度から対象者を全学部の学生に拡げ、また、食事や運動データまでも取り込むことで、生活習慣と健康状態の相互関係を分析することが可能となるという。

 さらに、このシステム化によって、メタボリック症候群(メタボリックシンドローム)や肥満症などの健康指導対象者への個別指導主体から、過去のデータ分析に基づいた臨床栄養学的見地からの多面的な栄養指導の実習ができるなど、より実践的な健康増進から疾病の予防に取り組む21世紀型管理栄養士の育成を行うことが可能となるとしている。

 システムの構築は、医療システムにおいて実績のあるFJBが行い、従来の健康診断データと摂取した栄養成分データ管理を連携して、時系列でその相互関係を比較分析できるとのこと。学生が受診する通常の健康診断結果と学習で使用する臨床情報は、連結匿名化によって個人情報保護は確保されており、安心して使えるシステムとなっている。

 なお、今回の「ヘルスチェックシステム」は、平成18年度「特色ある大学教育支援プログラム」(文部科学省)において、栄養科学部(坂田利家学部長)が行っている「21世紀型管理栄養士養成システムの構築」の取り組みが採用され、高等教育の活性化促進を目的として構築されるもの。

 中村学園大学は、「21世紀型管理栄養士養成システム」構築に向け、健康増進から疾病の予防と治療までを網羅できる、専門性の高い実践力のある管理栄養士の育成を目的に、段階的な仕組みの充実化に取り組んでいるという。今回のシステム化は、まず第一期と考えているが、今後は、得られた実践データを題材としたカリキュラムを元に全学的なeラーニングシステムを導入し、専門性およびプログラムのレベルアップを図るとともに、健康指導記録管理の充実を図り、臨地実習の強化を実現していく考え。また、万全なデータ保管やセキュリティ実現のため、認証などの強化も図っていくとのこと。

 一方、FJB は、今回のシステム構築のノウハウを生かし、健保組合や企業をターゲットに、メタボリック削減を実現する保健指導システムとして、栄養指導以外の運動指導や生活習慣指導を取り入れた「予防」を実現する保健指導システムの構築を提供していくとしている。

マイライフ手帳@ニュース
http://www.mylifenote.net/009/fjb.html



posted by レコーディングダイエット 体験男 at 22:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | メタボリックシンドロームに関するニュース
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