メタボリック症候群 大麦に抑制効果 サッポロビールが開発

サッポロビールは大妻女子大との実験で、同社開発の大麦が、メタボリック症候群(メタボリックシンドローム)(内臓脂肪症候群)を抑える効果があることを実証した。同社はこの大麦を含んだパックご飯を今秋、全国販売する。

 サッポロは、ビール原料の大麦の品種改良の過程で、食物繊維「β(ベータ)−グルカン」が百グラム中に約九グラムと、通常の大麦の二倍多く含まれる「厳選大麦」を開発。β−グルカンは、コレステロールや血糖値の上昇を抑える効果があるといわれる。

 実験は、男性四十四人を対象に半数に白米を、残る半数には厳選大麦を50%混ぜたご飯を、一日二回、約三カ月間食べてもらった。白米を食べた人の内臓脂肪は実験後、ほとんど変わらなかったのに対して、厳選大麦を食べた人の内臓脂肪は一割減少。肥満が抑制され、β−グルカンを多く含む大麦が、同症候群抑制に効果があることがわかった。

 結果は三月二十五日の日本農芸化学会で発表された。名寄市立大学の西村直道准教授(栄養生化学)は「大麦の効用はあまり知られていなかったが、初めてヒトによる実験で効果が実証された意義は大きい。β−グルカンの量と効果の関係もわかった」と成果について語る。

 メタボリック症候群(メタボリックシンドローム)は内臓脂肪型の肥満に高血圧や高血糖などが重なり、心筋梗塞(こうそく)など動脈硬化が原因の病気のリスクが高い状態。約二千万人が患者・予備軍といわれ、二○○八年から企業の健康診断での改善指導が強化される。

 同社は昨年秋、「厳選大麦」入りパックご飯を首都圏で限定販売したが、今回の結果を受け、秋からは全国販売する。

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/19263.html



posted by レコーディングダイエット 体験男 at 22:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | メタボリックシンドロームに関するニュース
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